JAPAN Culture of the Body Institute

CUTLERY_WORKS

指先のにぎり、
口に含んだときのフィット感、
柄と貝先の重心バランス、
すべてが食を深く味わうためにデザインされた、
所作と感覚の形

物事の「道理」を「具」える日本古来の「道具」の思想を
西洋文化の文脈のなかで再構成したときに
このような形が導き出されてきました。

丁寧に味わうことが、
日々犠牲となる命の弔いになるように
という願いを込めて

スプーンにもとめられる動作の研究から

もっとも合理的な握りの形が導き出されると

それはおのずと美しい身体を養うための教材になる。

力の方向をわきまえると、秀逸な切れ味を発揮する木製ナイフ。

肉は切れても、皮膚は切れることのない刃物は、

食卓から闘争のイメージをとり除く。

スプーンカトラリー